2019年01月一覧

日本の独自性を逃げ道にするのは疑問

 メモを許すといくつも弊害があるというのです。多くの裁判官が、本気でそう言っていました。メモが自由になったのは、アメリカ人の若い弁護士が裁判をしたから。結局、メモが許されても、弊害などなし。グローバルスタンダードが正しかったわけです。今、日本独自の勾留制度や捜査手法も、国際的批判に晒されています。こういうとき、日本の独自性を持ち出すと、思考停止になりがち。どの国にも、よく似た課題があるのです。大いに議論が必要です。