家事事件が増加

 一般の訴訟事件数は増えていないのに、相続、離婚など、家事事件だけはほぼ毎年増えています。

 どれも、人間性に対する深い理解が必要です。そして、市民にとって一番身近なのが、こうした案件。とくに相続については、配偶者の相続分などに近々大きな改正があり、目が離せません。相続以前でも、高齢者の財産管理の問題は、大きな課題。ここでも、信託を利用したシステム作りなど、弁護士が担う役割はたくさんあります。ここしばらく、大きな動きは家事関係にありそうです。